ホコリタケ目ホ煙リタケ科の茸で腐生菌の一つ。全国各地の雑木林、草地、市街地の公園、深山などで普通に見出される。球状の頭部と短い柄からなる茸で、成熟すると頭部の中央に穴が開いて、ほこりのような胞子を飛散させる。「埃茸(ほこりたけ)」ともいう。歳時記には「茸」の傍題として掲載されている。

ナス科の蔓性多年草。丘陵帯の林縁部、原野、道端などにごく普通に自生する。夏から秋にかけて白い小花を咲かせた後、晩秋の頃実が赤く熟す。実を鵯が好んで食べることから、また、赤い実を、酒に強い人(上戸)の酔った顔に見立ててこの名になったという。

和服、洋服を含めて秋に着る服装の総称。和服では、「秋袷」という季語が別に立てられているように、秋らしい色合いの袷やセルに着替える。洋服の場合は、学校の制服などを除いて、暦に従って衣服を替える習慣はないが、秋になると、布地も厚くなり、茶や黒系統などの渋く落ち着いた色調のものが目につくようになる。

秋になって、イネ科の蘆や荻や芒、カヤツリグサ科の菅などが穂花を出し、それらが結実して棉状になったもの。よく晴れた日の風にのって、遠く高く舞い上がる。「草の穂」(秋季)の傍題。
下の写真はダンドボロギクの絮。

「林檎(りんご)」といえば、一般に西洋リンゴを指す。中央アジア原産のバラ科の落葉高木、及びその実のこと。人類が食した最古の果物といわれるが、日本に導入されたのは明治時代になってから。紅玉、王林、つがる、ゴールデンデリシャスなど多くの品種がある。早生種で出荷の早い「青林檎」(夏季)を除き、秋から冬にかけて成熟する。なお、江戸時代に蕪村などが詠んだ林檎は中国原産の和林檎で、西洋リンゴとは別種。
