キシメジ科の茸(きのこ)。ナラの木などに発生することからこの名がある。日本を含む北半球の温暖地域の広葉樹や針葉樹の枯れ木、切り株、倒木などに群生する。食用だが、人工栽培は確立されていない。「茸(きのこ)」の傍題。

キシメジ科の茸(きのこ)。ナラの木などに発生することからこの名がある。日本を含む北半球の温暖地域の広葉樹や針葉樹の枯れ木、切り株、倒木などに群生する。食用だが、人工栽培は確立されていない。「茸(きのこ)」の傍題。

穀物、特に稲のよく実った豊作の秋のこと。「豊年」(秋季)の傍題。「出来秋(できあき)」ともいう。豊かな収穫の喜びや、実りの多い秋の情景をイメージさせる。地元の秋祭では豊作を神に感謝して穀物の実りを供え、喜びを分かち合う。

「夜霧」は夜間に発生する霧のことで、「霧」(秋季)の傍題。空気中の水蒸気が冷やされることで小さな水滴となり、空中に浮かぶことによって起こる。晴れて風の弱い夜の放射冷却によって、地面付近の空気が冷やされることで発生する(放射霧)ほか、海や川、湖などの温かい水面から蒸発した水蒸気が、冷たい空気に触れて冷やされることで発生することもある。

冬近くなって鳴いている虫のこと。盛りの時期には「虫時雨(むししぐれ)」と言われるほど盛んに鳴いていたコオロギなども、晩秋になると鳴き声が日に日に弱々しくなり、数も少なくなっていく。

過ぎ去ろうとする秋のこと。「行く春」と同様、移ろい行く季節を、旅人になぞらえて「行く」と形容しているのだが、「行く春」と違って寂寥感が色濃く表れており、秋を惜しむ気持ちが表出されている。美しく過ごしやすい季節を惜しむ思いがある。
