ヨーロッパ原産のユキノシタ科の多年草。耐寒性があり、ヨーロッパの高山の岩場などに自生するほか、園芸品種は鉢植えなどとして栽培される。春に花茎を伸ばしてピンク、白、赤などの花径1.5センチほどの花を次々と咲かせる。西洋雲間草、洋種雲間草などともいい、日本の高山で自生する山野草のクモマグサとは別種。

ヨーロッパ原産のユキノシタ科の多年草。耐寒性があり、ヨーロッパの高山の岩場などに自生するほか、園芸品種は鉢植えなどとして栽培される。春に花茎を伸ばしてピンク、白、赤などの花径1.5センチほどの花を次々と咲かせる。西洋雲間草、洋種雲間草などともいい、日本の高山で自生する山野草のクモマグサとは別種。

「春雷(しゅんらい)」は立春以降発生する雷のこと。日本列島やその沿岸を通過する低気圧の寒冷前線付近に積乱雲が発達して雷を起こす。
掲句は近くの神社の鳥居に掛かっている藁の大蛇(おろち)を詠んだもの。毎年大晦日の夜には、大蛇に模した藁縄を鳥居に飾る「若〆神事」が行われる。翌朝は、新しい藁縄の匂いを嗅ぎながら新年の願いごとをする。昔、境内の御神木に白蛇が棲み、これを見た参詣の人や境内で遊ぶ子供が原因不明の高熱や病に罹るため、毎年新しくお姿を作り替えお祭りするので災のないようにお願いしたところ、現われなくなったとの言伝えがあるという。近年失われつつあるこうした身近な土俗的行事もできる限り句に詠んでいきたいと思っている。令和2年作。
立春を過ぎてようやく春の兆しがそこここに感じられる頃、再びぶり返す寒さのこと。「冴返る」の傍題。暖かい空気と冷たい空気が出合ったときにできる温帯低気圧は温暖前線と寒冷前線を伴って日本付近を通過する。温暖前線が通過したあとは春一番に代表されるような暖かい南寄りの風が吹いて気温が上がる一方、寒冷前線が通過したあとは冷たい北寄りの風が吹いて気温が下がる。この寒冷前線が通過した後の状態が「寒戻り」。桜の咲く頃であれば「花冷え」などともいう。

春になって身につける衣服のこと。パステルカラーの淡い色合いの服が目立つが、黒やグレーの色調であっても、素材は春らしい軽快なものが用いられる。着ぶくれていた冬の重い衣装から解き放たれ、心も軽々と浮き立つようである。「春服」ともいう。

立春を過ぎても、西高東低の冬型の気圧配置がしばらく続く。また、春めいた後、低気圧が日本海寄りを通過した後などに一時的に冬型の気圧配置に逆戻りすることがある。「春北風」はその際に吹き荒れる冷たい北西風のこと。北国では雪が混じることもある。「黒北風(くろぎた)」は西日本での呼び名。「春一番」が本格的な春の到来の先触れであるのとは逆に、「春北風」は本格的な春の到来がまだまだ先であることを実感させる。
