地中海・カスピ海沿岸等を原産地とするマメ科の一、二年草。日本へは8世紀頃渡来。春に白や紫の花が咲いた後、莢(さや)が空に向かって直立する。莢の中には3~6粒のお多福の形の豆がある。初夏の頃、若い莢を収穫し、緑の豆を茹でて食べる。

日本原産のシソ科の多年草。路傍の半日陰や、やや湿り気のある林縁付近に自生する。晩春から初夏に鋸歯状の葉の基部に淡紅又は白色の花を数個ずつつける。笠をつけて人が踊っているように見えることから、この名がある。

下の写真は踊子草と同属のヒメオドリコソウ。ヨーロッパ原産の帰化植物で、草の丈や葉・花の大きさとも踊子草の半分以下で小さい。

スズメ目メジロ科の留鳥。スズメより小形の鳥で、全国に分布する。鶯色の体色で、目の周りが白いことからこの名がある。雑食だが、花の蜜を好むため花期に合わせて移動するものもいる。夏季に繁殖期を迎えることから夏の季語に分類されるが、秋の季語になっている歳時記もある。

ヨーロッパ原産のゴマノハグサ科の二年草又は多年草で、庭や公園などに植えられる。草丈は1メートルくらい。初夏の頃、釣鐘型の花を茎の下から順に咲かせる。花色は白、ピンク、赤紫などで内側に斑点がある。葉に強心成分を含んでいるので、昔から薬用に栽培されてきた。

ニュージランド原産のリュウゼツラン科の常緑宿根草。夏、固く細長い葉の間から花茎を伸ばし、赤い花を咲かせる。かつて、マオリの人たちは、この葉を編んで服や籠、マット、漁網などの生活用品を作ったという。肥沃な土地なら人の背丈以上に育つ。
