麦が黄熟し刈り入れ間近な5月下旬頃をいう。日に輝く黄金色の穂は美しく、麦畑を風が吹きわたるときの乾いた音も耳に心地よい。この時季は、麦にとって収穫の「秋」に当たる。「秋」には百穀成熟の意味がある。「麦秋(ばくしゅう、むぎあき)」ともいう。

双翅目ガガンボ科の昆虫。蚊を大きくしたような姿から、「蚊の姥(うば)」ともいわれる。細く長い脚が特徴だが、取れやすい。花の蜜を主食としていて、蚊のように人に害を与えることはない。

中国南部原産のアオギリ科アオギリ属の落葉高木。桐とは別種。日本の暖地の沿海部に自生するほか、日本各地に街路樹や庭木として植えられている。初夏の頃、淡黄色の雄花と雌花の混じった円錐花序をなす。大きな葉だけでなく幹もすがすがしい緑色をしているので夏の季語とされている。

五月の第二日曜日。A・ジャービスの提唱により、母の愛に感謝を捧げる日として、1908年にアメリカで始まり、日本には大正初期に導入された。一般に普及したのは戦後。母への敬愛と感謝を念を表し、贈り物などをする。母が存命の人は赤いカーネーションの花を贈ることが一般的。

アユ科に属する唯一の魚で、淡水魚。北海道南部以南の河川に棲む。古来から食用とされ、塩焼きのほか鮨や膾にして食べる。寿命は通常一年で、「年魚」とも呼ばれる。また、独特の香気をもつことから「香魚」とも呼ばれる。なお、「鮎」は夏季だが、稚魚は「氷魚(ひうお)」と呼ばれ、冬の季語。また、「若鮎」は春の季語、「落ち鮎」は秋の季語。
