仏教寺院などで、夏の一定期間僧が一室に籠り修行すること。陰暦4月16日に始まり7月15日に終る寺院が多い。釈迦在世中よりインドで始まり、仏教とともに中国や日本にも伝わった。雨期に活発になる草木や昆虫、小動物に対する無用な殺生を防ぐため、個々に活動していた僧が、一定期間ひとところにこもって修行するものとされる。現在でも禅宗では、その修行が行われている。安居に入ることを「結夏(けつげ)」「結制」、安居が明けることを「解夏(げげ)」という。また、供えられる仏華を「夏花」、写経を「夏書」という。日本では冬でも行われ、これが「冬安居」。




