春に小楢(こなら)が新しい芽を出すこと。小楢は水楢(別名オオナラ)とともに、日本在来のブナ科の落葉高木。水楢と比較して、葉もドングリも小さめである。関東の平野部で見られるのは主として小楢。小楢の新芽は、3月頃から展開し始める。新芽は白い産毛に覆われており、銀色や白っぽく光って見える。「木の芽」の傍題。晩春初夏には、若葉が広がると同時に黄褐色の花が咲き、雄花は尾状に垂れ下がる。

春に小楢(こなら)が新しい芽を出すこと。小楢は水楢(別名オオナラ)とともに、日本在来のブナ科の落葉高木。水楢と比較して、葉もドングリも小さめである。関東の平野部で見られるのは主として小楢。小楢の新芽は、3月頃から展開し始める。新芽は白い産毛に覆われており、銀色や白っぽく光って見える。「木の芽」の傍題。晩春初夏には、若葉が広がると同時に黄褐色の花が咲き、雄花は尾状に垂れ下がる。

北アメリカ大西洋岸原産の二枚貝。「美之主」はギリシャ神話のビーナスのこと。別名「シロハマグリ」「大ハマグリ」。日本に入って来たルートには諸説があるが、東京湾、大阪湾などで定着、繁殖しているという。千葉県三番瀬などの潮干狩りで多く獲れる貝である。他の貝類と同様、身入りが良く美味しいのは、産卵前の春である。

アフリカ北部原産のキク科の一年草。別名「寒白菊」。日本に入ってきたのは1960年代。花期は長く、冬から春にかけて白い可憐な花を咲かせるが、最盛期は春。その様が北極の白い大地を連想させることから、この名がある。冬の寒さを乗り越えて咲く春の訪れを告げる花の一つ。なお、近年は花壇などで馴染みの花だが、歳時記には掲載されていない。

レッドロビンはベニカナメモチ(紅要黐)の園芸品種で、植物分類上はバラ科の常緑小高木であるカナメモチの仲間。生垣や庭木などとして植えられる。春に真っ赤な新芽を出す。夏には新芽がほぐれて、赤から緑へと色を変えていく。歳時記には、「名の木の芽」として包括的に掲げられている。

春のお彼岸の時期になっても、冬のような寒さが戻ってくること。「彼岸」は、春分の日(中日)を挟む前後3日間(計7日間)の期間で、ようやく春の訪れを実感する時期。この時期、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、寒さも治まることが多いが、時には冬の寒さが戻ることもある。
