
近隣の禅寺で撮った一枚。境内に植えてある獅子柚子(ししゆず)の実が布袋様(ほていさま)の膝の上に置かれていた。獅子柚子は鬼柚子とも呼ばれ、柚子の仲間ではなく、ザボンや文旦、晩白柚と同じブンタン類に属する。見た目が大きく、ごつごつしているので、悪魔を退治する縁起物とされている。

近隣の禅寺で撮った一枚。境内に植えてある獅子柚子(ししゆず)の実が布袋様(ほていさま)の膝の上に置かれていた。獅子柚子は鬼柚子とも呼ばれ、柚子の仲間ではなく、ザボンや文旦、晩白柚と同じブンタン類に属する。見た目が大きく、ごつごつしているので、悪魔を退治する縁起物とされている。

秋海棠(しゅうかいどう)はシュウカイドウ科の多年草。父が生前庭に植えていた秋海棠が、20余年経った今年の秋も咲いた。もちろん、当時花を咲かせていた株が今も生えているというのではなく、葉の付け根にできるむかご(肉芽)が地面に落ちて勝手に繁殖したものだ。秋海棠は湿り気のある半日陰を好むので、日当たりの悪い我が家の庭が好みと見える。今年の秋は雨が多く、秋海棠が雨に濡れながら生き生きと咲いていた。

スカーフは保温性もあるが、マフラーやショールに比べて薄地で、薄ら寒さを覚える春や秋に用いられることが多い。スカーフを巻いた街中のマネキンも、秋の深まりを感じさせる。本格的な寒さが到来したら、マフラーやショールに取って代わられるのだろう。

秋の夜がようやく明けようとする頃、近くの公園から撮影したタワーマンション。私の住む町にも、かつては寂れた商店街だったところに、いつしか高層のマンションが建つようになった。その垂直に延びる灯には、都市特有の無機質の美しさがある。

地元のショッピングセンターに入っている照明店。「秋灯(しゅうとう)」という季語があるが、そのどこか寂しげな明かりも、沢山集まると、透明感のある華やぎを感じる。買い物客で賑わっている他の店の中で、その店だけがしんと静まり返っていた。