
今年(令和7年)の立冬は11月7日だった。上の写真は、その日の未明に西の空に残っていた満月。立冬の日が満月に当たるのは珍しい。風はなく、公園の風力計は羽を休めていた。

今年(令和7年)の立冬は11月7日だった。上の写真は、その日の未明に西の空に残っていた満月。立冬の日が満月に当たるのは珍しい。風はなく、公園の風力計は羽を休めていた。

11月に入ると朝晩の冷え込みが厳しくなって、空の色や星が冴え冴えとしてくる。東の空の藍色から茜色へのグラデーションの中で明けの明星(金星)がきらめく。暦の上で冬になるのも、もう間近だ。

近くのショッピングセンター屋上から撮った富士山。夕暮どきの茜色が山の右裾の空をうすうすと染めている。、今年(2025年)の富士山の初冠雪は10月23日で、平年より21日遅かったという。初冠雪から十日余り経ち、立冬を前にして、山頂の冠雪が関東からも目につくようになった。

朝、庭先に柿を食べに来ていた鵯(ひよどり)。鵯はヒヨドリ科の野鳥で、全国に留鳥として生息しているお馴染みの鳥。関東近辺では四季を通して見られる。渋が抜けて柿が甘くなったのか、ここ数日は鵯や目白が頻りに食べにくる。大柄な鵯が来ると、目白は姿を消してしまう。無遠慮で図々しいところもあるが、憎めない剽軽者である。

近隣の禅寺で撮った一枚。境内に植えてある獅子柚子(ししゆず)の実が布袋様(ほていさま)の膝の上に置かれていた。獅子柚子は鬼柚子とも呼ばれ、柚子の仲間ではなく、ザボンや文旦、晩白柚と同じブンタン類に属する。見た目が大きく、ごつごつしているので、悪魔を退治する縁起物とされている。