
11月中旬の馬場の傍らに咲いていたアイスバーグ。ドイツで作られた園芸品種で、四季を通して咲く。暑さ・寒さに強く、初冬のこの時季まで咲き続けていた。俳句の季語でいえば「冬薔薇(ふゆそうび)」。

11月中旬の馬場の傍らに咲いていたアイスバーグ。ドイツで作られた園芸品種で、四季を通して咲く。暑さ・寒さに強く、初冬のこの時季まで咲き続けていた。俳句の季語でいえば「冬薔薇(ふゆそうび)」。

狭山乗馬センターに行く機会があった。折からの乗馬日和で、常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし)を繰り返しながら練習する姿が見られた。高空を絹雲がゆっくり流れ、傍らの木で、鵙が気持ちよさそうに鳴いた。

写真は、花と蕾をびっしりつけた茶の徒長枝(とちょうし)。手入れが行き届いた茶畑では見られない光景だ。茶の木が沢山の花を咲かせると、翌年の茶の葉に送られる栄養が花や実に使われてしまうので、茶園では、咲く前に蕾を摘み取ることもあるという。だが、このように野放図に枝を伸ばして花を咲かせるのが、茶の木の本来の姿なのかも知れない。関東近辺では、自生の茶の木を見かけることは余りないが。

東村山の正福寺にある千体地蔵堂は、国宝に指定されている禅宗様仏殿。堂内には、多くの小地蔵が奉納されている。願い事がある人は、この像を一体借りて家に持ち帰り、願いが成就したときはもう一体添えて奉納したという。写真は、堂の傍らに並ぶ小地蔵に冬の朝日があかあかと差したところ。

11月ともなれば日暮れの早さを実感するようになる。夕日が駅前の高層マンションの片面を照らしているが、それもたちまち薄れ、早々と夜がやってくる。