白きもの真白く乾き天高し ロバーツ恵子

「天高し」は秋になって空気が澄みわたり、空が普段よりも高く感じられること。秋には空気の透明度が上がり、鱗雲などの高い雲が現れるためである。「秋高し」ともいう。

掲句は、戸外やベランダに干すシーツやシャツなどの「白きもの」が秋の好天のもと、「真白」に乾いたという。折から澄み切った秋の空が高く仰がれ、気持ちよく乾いた干し物が風に靡く。「白」と「真白」を使い分けたことで、秋という季節の心地よさ、爽やかさが伝わってくる一句。『俳句』2026年11月号。


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