日本を含む東アジア原産のバラ科の落葉低木。山野に自生するものの、国内での分布は限られている。古くから庭木として栽培されている。4月から5月にかけて白い花を咲かせる。「山吹」が黄色の五弁花であるのに対し、こちらは白い四弁花。「山吹」の傍題。

日本を含む東アジア原産のバラ科の落葉低木。山野に自生するものの、国内での分布は限られている。古くから庭木として栽培されている。4月から5月にかけて白い花を咲かせる。「山吹」が黄色の五弁花であるのに対し、こちらは白い四弁花。「山吹」の傍題。

地中海沿岸原産のアブラナ科の一年草又は多年草。別名「庭薺(にわなずな)」。グランドカバーのほか、寄せ植えや花壇に植えられる。小花が集まって手まりのような花を咲かせる。寒冷地を除き、真夏と真冬を除けばほぼ周年開花するが、満開になるのは春。なお、歳時記には掲載されていない。


日本海から接近した上空の寒気と、関東の南海上を東へ進む南岸低気圧の影響で、今年(2026年)の3月10日の朝は雪だった。3月としては21年ぶりのまとまった雪となったという。関東地方は冬の間は乾燥し、冬型の気圧配置が弱まる春先に雪に見舞われることが多い。この日降った雪は、午後にはほぼ消えた。
生を死を肯ひてこそ春の闇 直人
「春の闇」は月のない春の夜の暗さをいう。ただ暗いだけでなく、温かさや潤いを帯びたどこか神秘的で情緒的な闇である。
掲句には、「永別―二月二十五日 三句」との前書きがある。平成19年のこの日、作者の師飯田龍太は86歳で逝去した。この句は逝去に際しての追悼句である。生前の師との永きにわたる交誼とそれに纏わる数々の思い出、そして眼前の死という現実が、一時に作者に押し寄せたことは、想像に難くない。作者は、それら全てを肯いながら、「春の闇」に包まれている。〈千里より一里が遠き春の闇〉という龍太円熟期の句が、作者の脳裏にはあったのかも知れない。平成19年作。『風の空』所収。
春の夜に大気中の水分で景色がぼんやりと潤んで見えること。昼間の「霞」に対し、夜の情景を指し、視界のぼやけた幻想的な雰囲気を表現する。谷朧、草朧、鐘朧(かねおぼろ)など、場所や状況を付けて複合語で表現することもある。
