「栴檀(せんだん)」はインド、中国、東南アジア等原産のセンダン科の落葉高木で、古く中国から日本に伝来した。関東以西の海岸付近の暖地に自生するほか、庭園などに植えられている。別名「楝(おうち)」。秋に2センチほどの実が黄熟する。実は、冬に葉が落ちた後も梢に残っていることが多いが、春先までには鳥に食べられてしまう。「楝の実(おうちのみ)」、「金鈴子(きんれいし)」、「苦楝子(くれんし)」とも呼ばれる。
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