木菟(みみずく)

フクロウ科の鳥の中で、頭部に耳羽を持つもの。コミミズク、トラフズク、アオバズク、コノハズク、オオコノハズク等が知られているが、これらのうちアオバズク、コノハズクは夏の季語として別に項目立てされているので、「木菟」(冬季)といえばトラフズクやオオコノハズクを指す。トラフズクは、東日本で繁殖し、冬になると西日本へ移動する。オオコノハズクは、北海道以外の地域で留鳥として分布する。ともに山地から低地の山林や寺社付近の林で生息し、小型哺乳類、小型鳥類、両生・爬虫類、昆虫類等を捕食する。夜中に森などでホーホーと低い声で鳴く。

下の写真は、無患子の木の中で休むオオコノハズク。

,

コメントを残す