啄木鳥(きつつき)

キツツキ科の鳥の総称。四季を通して見られる留鳥だが、餌を採るときの木を叩く音と、目立つ色彩が、秋の雑木林などで印象的なことなどから、秋の季語になっている。日本で生息が確認されているのは12種だが、身近な野山で見かけるのはコゲラ、アカゲラ、アオゲラなど。コゲラはスズメほどの小さなキツツキで、全国の山野に生息するほか、街中の街路樹でも見かける。アオゲラはヒヨドリ大のキツツキで、本州以南の低地、低山の林に生息する。いずれも、樹の幹に嘴で穴をあけ、繁殖のための巣穴として利用するとともに、樹の中にいる昆虫類を捕食する。

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