直翅目カマドウマ科の昆虫。詩歌の世界では、長い間蟋蟀(こおろぎ)と混同され、鳴くものとされてきたが、実際は発声器官はなく、鳴かない。別名「かまどうま」「えび蟋蟀(こおろぎ)」など。体色は光沢のある濃褐色で、翅をもたない。後ろ肢が強く跳躍力があり、長い触角をもつ。洞窟や木の洞などの暗所に棲む。残飯を食べに台所などにしばしば姿を現すこと、また馬のような跳躍をみせることなどからこの名がある。
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