松虫(まつむし)

直翅目マツムシ科の昆虫。鳴き声が松風のように澄みわたることからその名がある。鈴虫よりもやや大きい。在来種の色は淡褐色だが、明治時代に中国から伝わった青松虫(下の写真)は鮮やかな緑色。初秋から秋深む頃にかけて、草むらでチンチロリンと鳴く。江戸時代から、鈴虫とともに、その音色が愛され、親しまれてきた。昔は鈴虫と松虫の呼び方が逆になっていたという。

,

コメントを残す