荒地瓜の花

荒地瓜(あれちうり)は北米原産のウリ科の蔓性一年草。戦後、輸入大豆などに混じって日本に侵入し、帰化植物として本州以南の荒れ地や河川敷で自生する。雌雄同株。晩夏から秋にかけて、葉腋から花序を出し、雄花と雌花をまばらにつける。雄花は白色で、雌花は淡緑色。花の後には軟らかい白いトゲに覆われたが生る。特定外来生物に指定されている。野菜として栽培される胡瓜(きゅうり)、西瓜(すいか)、南瓜(かぼちゃ)などの瓜類の花は「瓜の花」(夏季)と総称するが、本種をこれに含めることはできないだろう。

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