ウナギ目ハモ科の魚。形は鰻に似ているが、鱗はなく、鋭い歯を持つ。本州中部以南の沿岸域に生息する。昼は海底の泥のなかにひそみ、夜、動き回って、小魚、甲殻類などを捕食する。梅雨時から8月初旬の産卵期が旬とされ、祇園祭の頃の京都の味覚を代表する。身と皮の間に小骨が多く骨切りをしてから料理する。白身であっさりとした味わいの夏の高級魚。瀬戸内海や大阪湾で旬にさきがけて獲れる小ぶりのものが「水鱧(みずはも)」。
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