飯蛸(いいだこ)

マダコ科の小型の蛸(たこ)。北海道南部を北限として日本近海で捕れる。体にいぼ状の突起があり、体色は周囲の環境により変化する。春の産卵の時期に、体内がご飯粒のような小さな卵でいっぱいになるので、この名がある。産卵期の卵を抱えた雌は非常に美味で、昔から西日本を中心に珍重されてきた。産卵後は雌が卵を守るという。

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