アブラナ科の越年草。北関東を中心に春に収穫する青菜として栽培されてきた。秋に苗を植え付け、伸びた主茎を切り取った後、わき芽を搔(か)き取って収穫する。この作業が名前の由来といわれる。あくが少なく歯ごたえがよい。地域により、芯切菜、のらぼう菜など様々な呼び方がある。全国区の野菜ではないので歳時記には掲載されていない。春の菜類の総称である「春菜」として詠むこともできるだろう。
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