ユリ科の多年草。日本原産で、北海道から四国にかけての山野に自生するほか、昔から野菜として栽培されてきた。初夏に淡い紅紫色の小花が咲くが、春先の若い葉や鱗茎を汁の実や和え物、薬味などとして食する。これを茹でて、蛤やあさりのむき身と一緒に酢味噌で和えた「胡葱膾(あさつきなます)」は雛祭の供えものの一品。
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