冬山路(ふゆやまじ)

草木は枯れを極めて、淋しく静かな山中をどこまでも延びる山路。「山眠る」という季語があるように、枯れ尽くした山は、時折風が吹き抜けるほかはひっそりとしている。どこかでキツツキが木を叩く乾いた音がする。葉をとどめない梢には底抜けに碧い空が覗く。一方、日本海側の深い雪に包まれた山や雪を被った高山には、「冬山路」といっても、これとは全く別の趣があるだろう。「冬の山」の傍題。

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