春になって様々な樹木の芽が吹くこと。「木の芽吹く」「木の芽伸ぶ」「木の芽立つ」などともいう。木の芽の吹く様は、煙のように芽吹くものや直立の太芽を高々とかかげるものなど、印象は木によって大分異なる。雑木林に足を踏み入れると、早春の頃は明るい日差しが差し入っていた道が、雑木が芽を広げるにつれて、日を追うて暗くなってくる。また、「木の芽」はコノメともキノメとも訓むが、キノメと訓む場合はサンショウを指すことがあるので紛らわしい。馬酔木(あけび)や楤(たら)の芽、五加木(うこぎ)など食用になるものも多い。


