季語「寒し」は、気温が著しく下がったときの皮膚感覚で感じる寒さのほか、対象のもたらす心理的な寒さにも使われる。冬の季語としては最もポピュラーな言葉の一つ。
掲句はデパ地下の鮮魚売り場での一句。鯛のぶつ切りがパッケージされて売り場に並んでいた。ぶつ切りの中の目が何かを訴えているように私を見ていた。平成17年作。『春霙』所収。
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