カンナ

中南米原産のカンナ科の多年草。日本には江戸時代前期に渡来し、現在では川原などで半野生化しているものもあるが、多くの園芸品種が作られている。夏から晩秋にかけて、高さ1、2メートルの茎の先端に、濃紅、赤、橙赤、黄色などの唇形状の花が開く。暑さにつよく、暑ければ暑いほど生育がよくなり、色鮮やかで大輪の花を次々と咲かせる。花弁のように見えるのは雄蕊が花弁化したもので、本当の花弁は萼のように小さく目立たない。

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