春北斗

柄杓の形をした北斗七星は、大熊座の胴体から尾の部分に当たり、日本(北半球)では宵に見える位置が春に最も高くなるので、「春北斗」として春の季語となっている。春の星座の中で、最も見つけやすい星群である。なお、北斗七星の柄杓の先端の2つの星を結んだ線を柄杓の開いた方向へ5倍伸ばしたところにある明るい星が北極星。寒さが緩んで芽吹き始めた木々の間から、この星群を仰ぐとき、春の到来を実感する。

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