初冬の頃、落葉樹の梢に残っている葉が枝を離れて地面や水面に散り敷くこと。木の葉が散るさまやその音には一抹の侘しさがある。単に「木の葉」というだけで、木の葉の散る様や地面に落ちている様子、枯れたまま木の枝に残っている葉などを想像させる。「木の葉」の傍題。

初冬の頃、落葉樹の梢に残っている葉が枝を離れて地面や水面に散り敷くこと。木の葉が散るさまやその音には一抹の侘しさがある。単に「木の葉」というだけで、木の葉の散る様や地面に落ちている様子、枯れたまま木の枝に残っている葉などを想像させる。「木の葉」の傍題。


今年(令和7年)の立冬は11月7日だった。上の写真は、その日の未明に西の空に残っていた満月。立冬の日が満月に当たるのは珍しい。風はなく、公園の風力計は羽を休めていた。
「惜命忌」は俳人石田波郷の忌日で11月21日。昭和44年のこの日、56歳で没した。その生涯の多くを結核療養に過ごし、〈七夕竹惜命の文字隠れなし 波郷〉の作などがある。
掲句は夜、町中の花舗(かほ)に立ち寄っての作品。花舗は花や植物を販売する店舗(花屋)のこと。既に暗くなった夜道に花舗がひと際華やかな灯明りをこぼしており、私はその灯に吸い寄せられるように近寄り、ポインセチアやシクラメンなどの花々を照らしている明るい店内を覗き込んだ。半身が灯に照らし出されたのはわが身だったが、長身の波郷がその場に佇むさまを何となく想像した。波郷は肋骨切除のため肩をとがらせた痩身だったという。平成16年作。『春霙』所収。
冬に見かける蝶のこと。特別な種類の蝶を指す訳ではない。冬の初めの頃は、生き残ったモンシロチョウ(下の写真)などを目にすることがある。多くは飛ぶ力もなく、じっと動かない。冬の間に多くの蝶は死に絶えるが、越年する蝶もいる。
