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俳句の庭

  • 鬼柚子の悪相をもて厄払 正木ゆう子

    12月 13th, 2025

    「厄払(やくばらい)」は節分の夜、厄年の人が社寺などに参詣して厄を落とすこと。神仏に祈って、厄年にありがちとされる厄難(やくなん)を払い落とす儀式を行う。櫛や褌をわざと落としたり、自分の干支を書いた護摩を神社で焚いてもらったりする。

    掲句は、「厄払」の祭壇に供えられていた鬼柚子を詠んだ作品。境内などに生っている鬼柚子でもいい。ともかく、その鬼柚子を悪相と捉えたことが、この句のポイント。鬼柚子は獅子柚子ともいい、その大きな見た目や名前から、邪気を払う縁起物として古くから親しまれている。そのごつごつとした見た目は、禅僧のいかつい容貌を思わせ、いかにも邪気を払ってくれそうだ。『俳壇』2026年1月号。

  • 枯れ残っている女郎花

    12月 12th, 2025

    女郎花(おみなえし)は秋の七草の一つだが、近くの医療センターの庭に、12月中旬になっても咲き残っていた。こんなところにも、近年の地球温暖化の影響が現れているようだ。

  • 霜月(しもつき)

    12月 12th, 2025

    陰暦十一月の和名。現行暦(陽暦)ではおおむね12月頃。霜が厳しく降りる月の意で、「霜降月(しもふりづき)」の略称。身辺の秋の名残は徐々にうすれ、本格的な冬の到来を告げる。

  • 寒日和ことに裸形のプラタナス

    12月 12th, 2025

    「寒日和」は厳寒中の晴天のこと。「寒晴」ともいう。寒の入りから節分までの約30日間の「寒」の時期を中心に、厳しい寒さが続く。太平洋側では、晴天が続くことが多い。

    掲句は、桜田通り沿いのプラタナスを詠んだもの。植えられたのは昭和初期。関東大震災からの復興のシンボルとしての意味合いもあったようだ。夏に茂らせる瑞々しい緑の葉もいいが、葉を落としきった冬の姿も捨てがたい。その瘤の多いごつごつした幹には、手で触れてみたくなるような硬質の存在感がある。平成7年作。『河岸段丘』所収。

  • 漆枯る

    12月 11th, 2025

    漆(うるし)はウルシ科ウルシ属の落葉高木。全国の山地に自生するほか、漆を採るため各地で栽培される。夏に黄緑色の小さな花を咲かせ、秋に淡黄色の扁球形の実が生った後、冬には葉を落とし、枯木となって独特の姿を見せる。「名の木枯る」の傍題。

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