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俳句の庭

  • ごまめ

    1月 2nd, 2024

    カタクチイワシの幼魚を素干しにし、それを炒って、醤油・砂糖・みりんを煮詰めた汁をからめたもの。正月の食膳に供される。「五万米」とも表記される。また、農家が田植え祝いの祝膳に用いたので「田作(たづくり)」ともいわれる。

  • 古年の藪に雪降る音こまか

    1月 2nd, 2024

    「古年(ふるとし)」は「去年(こぞ、きょねん)」の傍題。新年になって過ぎ去った年をふりかえる心がある。

    掲句は、年が改まって、過ぎ去った年のあれこれを思い浮かべての作。関東地方に珍しく雪が降り、粉雪が藪を打つ乾いた音が耳に残った。明るくてどこか侘しいその音に、学生時代の一時期を除き、この地を離れなかったわが半生を振り返った。平成20年作。『春霙』所収。

  • 門松

    1月 2nd, 2024

    正月、門戸に一対の松を立てること。年神を門で祭るもの。竹や梅などを添えて一対をなす手の込んだものもあれば、門柱に松一枝を添えるだけの簡単なものもある。また、地方によっては、楢、椿、榊などを門木として飾るところもある。松は、正月に迎える神の依代(よりしろ)の意味を持ち、長寿を願う意もある。

  • 初詣

    1月 2nd, 2024

    年の始めに神社等にお詣りして、一年の息災を祈願すること。初詣が習慣化したのは明治中期以降。地元の氏神に詣でるのが一般的だが、氏神や恵方とは関係なく、有名な社寺に参詣することも行われる。

  • 三日はや小さく振つて別れの手

    1月 1st, 2024

    「三日」は正月三日の略。正月三が日の最後の日であり、自ずから愛惜の思いがこもる。

    掲句は、地元の駅の改札口で見かけた光景を句にしたもの。改札の向こうとこちら側で手を振りながら別れる一家族があった。正月の間実家に帰省していた子が自分の住まいに帰って行くところのように見えた。年末年初に帰省していた人も、四日には通常の仕事が始まる人も多いだろう。平成27年作。

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