三日はや小さく振つて別れの手

「三日」は正月三日の略。正月三が日の最後の日であり、自ずから愛惜の思いがこもる。

掲句は、地元の駅の改札口で見かけた光景を句にしたもの。改札の向こうとこちら側で手を振りながら別れる一家族があった。正月の間実家に帰省していた子が自分の住まいに帰って行くところのように見えた。年末年初に帰省していた人も、四日には通常の仕事が始まる人も多いだろう。平成27年作。

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