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俳句の庭

  • 近寄れば近寄つて来る春の馬 甲斐遊糸

    1月 29th, 2024

    「春の馬」は春の野に放たれて、のびのびと遊ぶ馬のこと。「春駒」ともいう。春は仔馬や一歳馬・二歳馬などの若駒が目につく季節でもある。

    掲句は春の野に遊ぶ「春の馬」を詠んだ作品。野に放たれたばかりの若い馬を想像したい。「近寄れば近寄つてくる」との措辞に、人を疑うことを知らないその馬の初心(うぶ)な人懐こさが表れている。人と馬との関係の温かさが、折から野を吹く柔らかい春風に包まれる。『俳句』2024年2月号。

  • 冬の波

    1月 29th, 2024

    冬は西高東低の気圧配置になり大陸方面からの西風や北風が強まる。このため海や湖などは波が高く時化(しけ)ることが多い。沖の高波や岩礁に激しく砕け散る白波は、寒さとあいまって冬の到来を実感させる。

  • 冬牡丹

    1月 29th, 2024

    12月から1月にかけて咲く牡丹のこと。春、若い蕾を摘み取って花期を遅らせ、真冬に花を咲かせる。藁苞(わらづと)で覆い、藁を敷いて寒さから保護する。初夏に咲く牡丹より小ぶりのものが多い。「寒牡丹」ともいうが、「寒牡丹」は年二回咲きの品種を仕立てたものを指すことが多い。

  • 百千鳥朝寝のうちも命減る 高橋睦郎

    1月 28th, 2024

    「百千鳥(ももちどり)」は、春、山野で多くの小鳥が鳴き交わすさま。春暖の季節を迎えた鳥たちの歓びが感じられる季語だ。

    掲句の「百千鳥」「朝寝」はいずれも春の季語だが、「百千鳥」を主たる季語として鑑賞したい。朝の寝床で、沢山の鳥の鳴き声に囲まれて、作者は自らの「命」を思っている。四辺が春を迎えた歓びの声に満ちていればいるだけ、作者の思いは、刻々と減っていく自らの「命」の行く末へと及んでいく。光に対して闇があるように、春の歓びの中にいて死を思う。「命減る」との端的な表現が、作者の透徹した自己認識を示す。『俳句』2024年2月号。

  • 寒鯉

    1月 28th, 2024

    鯉は冬になって水温が下がると、動作が鈍くなり水底に沈んで餌などもほとんど取らない。じっとしているので釣りにくいが、食味としては、身が引き締まり、脂も乗って滋養があり、美味のため珍重される。

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