コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 蟻臭きやはらかき手を嗅ぎにけり 岸本尚毅

    8月 26th, 2024

    「蟻」はハチ目アリ科の昆虫の総称。女王蟻、働き蟻などからなる高度な社会生活を営む。よく見かけるのは、暑い夏の盛りに地表を歩き回る姿だ。子供に身近な昆虫でもある。

    掲句は、外遊びをしていた幼い子供の可憐な姿が彷彿する作品。地面にしゃがみこんで蟻と遊んでいた幼子の手についていた蟻の匂い。この句で表現しているのはただそれだけのことだが、一読思い浮かべる情景には豊かな広がりがある。「省略」という俳句の骨法の力を、改めて再認識させられる一句。『俳句』2024年9月号。

  • 蜥蜴(とかげ)

    8月 26th, 2024

    トカゲ亜目に属する爬虫類の総称。蜥蜴の多くは4本脚と長い尻尾を持ち、地上や木の上を素早く移動する。尻尾は切れやすく、切れても再生する。春、冬眠から覚めて地上に姿を現すと、昆虫、蜘蛛、ミミズなどを捕食する。単に「蜥蜴」といえば夏季だが、「蜥蜴穴を出づ」は春季に分類されている。

    下の写真はトカゲの仲間のニホンカナヘビ。

  • 射干(ひおうぎ)

    8月 26th, 2024

    アヤメ科の多年草。本州中部以西の山地に自生するほか、庭先や公園などで観賞用に栽培される。「檜扇」とも表記する。剣状に並ぶ幅の広い葉が檜扇を開いたような形になるのでこの名がある。晩夏の頃、黄橙色に赤色斑のある花を咲かせる。花後に袋状の大きな莢ができ、熟すと割れて黒い種子が出てくる。

  • 駅頭の新樹人容れ人送り 西村和子

    8月 25th, 2024

    「新樹(しんじゅ)」はみずみずしい若葉をつけた初夏の木々。古くからある季語だが、近代的な語感がある。

    掲句は駅頭の「新樹」と人との関わりを詠んだ作品。駅前に亭々と聳える貫禄ある「新樹」。通るたびにいつも目にしている大木だが、今はみずみずしい若葉に覆われて装いを新たにしている。樹下には待ち合わせらしい人もちらほらと見えるが、それらの人も時間が来ると一人ずつ立ち去っていく。表現は平明だが、都会的な光景を的確に描き取っている。『俳句』2024年9月号。

  • 初紅葉

    8月 25th, 2024

     その秋、初めて色づいた紅葉のこと。いち早く紅葉し山野に秋の訪れを告げる。楓に限らず桜・漆・白膠木など早くから紅葉するものを対象に詠む場合が多い。北国や高山では平地より紅葉が早い。

←前ページ
1 … 357 358 359 360 361 … 656
次ページ→

WordPress.com Blog.

コメントを読み込み中…

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ