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俳句の庭

  • 本尊は二佛一体黄落す

    9月 13th, 2024

    「黄落」はイチョウ、クヌギなど黄葉した葉が落ちること。公園、寺社、街路などをイチョウやプラタナスなどの黄ばんだ葉が彩るさまは、明るさとともに深みゆく秋を思わせる。

    掲句は東京中野区にある新井薬師の本尊を詠んだもの。薬師如来と如意輪観音の二仏が一体に合した黄金仏であり、公開されるのは何年かに1回なので、そのときも直接本尊を目にする機会はなかった。しかし、心に思い描く本尊は、寺域やその周辺一帯の黄落の明るさにつつまれて、人々の信仰とともに存在し続ける。平成26年作。

  • 夏暖簾(なつのれん)

    9月 13th, 2024

    涼感を出すため、店の入口や厨房と客席の仕切り、部屋と廊下の仕切りなどに夏の間掛ける暖簾。目の荒い麻や木綿の涼しげな柄物、絽を友禅染めにしたものなど、工夫を凝らす。合繊繊維のレース仕立てなどもある。単に「暖簾」では季語にならない。

  • 豆朝顔(まめあさがお)

    9月 13th, 2024

    北アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草。戦前戦後にかけて渡来し、関東以西の暖地の草地、畑地、道端などに自生する。近年各地で繁茂している帰化アサガオ類の一つ。初秋の頃、アサガオに似た漏斗状で直径約1.5センチほどの白色まれに淡紅色の花を咲かせる。なお、歳時記には掲載されていない。

  • 葛に足取られつつ行く畑まで 大西朋

    9月 12th, 2024

    「葛(くず)」は山野に生えるマメ科の蔓性多年草。晩夏から初秋にかけて、蔓状の茎を八方に伸ばして旺盛に繁茂する。

    掲句は、葛の繁茂する農村生活の一コマを詠んだ作品。葛は木や柵など絡むものがあれば絡みつき、何もなければ地べたを覆う。放置していれば道にまで侵入して歩く人の足を捉える葛の生命力と、草が蔓延るまま人手の行き渡らなくなった農村一帯の光景が目に浮かんでくる。さり気ない表現の中に、農の衰退と言ったことも感じさせる一句。『文藝春秋』2024年10月号。

  • 紅茸

    9月 12th, 2024

    ベニタケ科ベニタケ属の茸の総称。「紅茸」といっても、色は茶から灰褐色、ピンクなどさまざま。ほとんどが辛く、食には適さない。赤いものが多いのでこの名がある。食用になるタマゴタケ(下の写真)も赤い傘をしているが、全く別種の茸。しかし、いずれも俳句では「紅茸」として詠むことができるだろう。

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