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俳句の庭

  • ソーダ水噴き出す昭和百年目 高野ムツオ

    7月 28th, 2025

    ソーダ水は清涼飲料水のこと。炭酸水に砂糖や果汁を加えたすっきりとした飲み物。クリームソーダ、メロンソーダなど種類もいろいろ。

    掲句は、暑さの最中、ソーダ水の入った瓶の栓を抜いたところだろう。栓を抜くと同時に、中の炭酸水が勢いよく噴き出す。夏の屋外などで日常よく目にする光景だが、その光景を目にしたとき、作者は、今年(令和7年)が昭和になって百年目に当たることに心づいた。昭和に改元して以降経てきた歳月の起伏が、一瞬のうちに作者の脳裏をかすめたのだ。『俳句』2025年8月号。

  • 白玉草(しらたまそう)

    7月 28th, 2025

    ヨーロッパ原産のナデシコ科の多年草。シレネ・ブルガリスの名でヨーロッパに自生する。第二次世界大戦後日本に帰化し、耕作地や道ばた、斜面の草地などに生える。「白玉草」は和名。夏、多数の花茎に白い球状の花をつける。歳時記には、ホシクサ科の一年草「星草(ほしくさ)」(秋季)の傍題として出ているが、花期も品種も異なることから、「白玉草」を「星草」の傍題とするのは検討の余地があるようだ。

  • マルタゴンリリー

    7月 28th, 2025

    ユーラシア大陸原産のユリ科の多年草。ヨーロッパ中南部、シベリアなどの日当たりのよい林内や潅木帯に自生する。6月から7月頃、紫黒色の斑点のある赤紫色の花を咲かせる。歳時記には掲載されていないが、「百合の花」(夏季)として詠むことはできるだろう。

  • 姫乗せて地団駄を踏む祭馬 名村早智子

    7月 27th, 2025

    俳句で単に祭といえば都市部の神社の夏祭をさす。悪疫退散を目的とする点で、秋に田園の神社で行なわれる秋祭(収穫祭)とは趣が異なる。山車や鉾、神輿などの巡行がある。

    掲句は女の子を乗せた「祭馬」を活写した作品。古くから馬は神様の使いとして扱われ、祭行事の一つとして、馬を神馬(しんめ)として神社などに奉納する習わしも多い。掲句はその「祭馬」が興奮して、「姫」を乗せているのも忘れて足で地面を激しく踏み鳴らしたという。「祭馬」を昂らせ、周りの雰囲気に巻き込む祭の盛り上がりが目に浮かぶ。『俳壇』2025年8月号。

  • 草石蚕(ちょろぎ)

    7月 27th, 2025

    「草石蚕」は中国原産のシソ科カッコウソウ属の多年草。日本へは江戸時代に移入。6、7月頃花穂を伸ばし淡紅色の花を穂状に咲かせる。晩秋にできる塊茎は梅酢に漬けて正月用の料理に利用される。長寿を招く縁起の良い植物とされている。なお、ヨーロッパ原産のカッコウチョロギ(下の写真)は草地などに自生し、鎮静薬、ハーブなどとして用いらる。

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