ソーダ水は清涼飲料水のこと。炭酸水に砂糖や果汁を加えたすっきりとした飲み物。クリームソーダ、メロンソーダなど種類もいろいろ。
掲句は、暑さの最中、ソーダ水の入った瓶の栓を抜いたところだろう。栓を抜くと同時に、中の炭酸水が勢いよく噴き出す。夏の屋外などで日常よく目にする光景だが、その光景を目にしたとき、作者は、今年(令和7年)が昭和になって百年目に当たることに心づいた。昭和に改元して以降経てきた歳月の起伏が、一瞬のうちに作者の脳裏をかすめたのだ。『俳句』2025年8月号。
ソーダ水は清涼飲料水のこと。炭酸水に砂糖や果汁を加えたすっきりとした飲み物。クリームソーダ、メロンソーダなど種類もいろいろ。
掲句は、暑さの最中、ソーダ水の入った瓶の栓を抜いたところだろう。栓を抜くと同時に、中の炭酸水が勢いよく噴き出す。夏の屋外などで日常よく目にする光景だが、その光景を目にしたとき、作者は、今年(令和7年)が昭和になって百年目に当たることに心づいた。昭和に改元して以降経てきた歳月の起伏が、一瞬のうちに作者の脳裏をかすめたのだ。『俳句』2025年8月号。
ユーラシア大陸原産のユリ科の多年草。ヨーロッパ中南部、シベリアなどの日当たりのよい林内や潅木帯に自生する。6月から7月頃、紫黒色の斑点のある赤紫色の花を咲かせる。歳時記には掲載されていないが、「百合の花」(夏季)として詠むことはできるだろう。

俳句で単に祭といえば都市部の神社の夏祭をさす。悪疫退散を目的とする点で、秋に田園の神社で行なわれる秋祭(収穫祭)とは趣が異なる。山車や鉾、神輿などの巡行がある。
掲句は女の子を乗せた「祭馬」を活写した作品。古くから馬は神様の使いとして扱われ、祭行事の一つとして、馬を神馬(しんめ)として神社などに奉納する習わしも多い。掲句はその「祭馬」が興奮して、「姫」を乗せているのも忘れて足で地面を激しく踏み鳴らしたという。「祭馬」を昂らせ、周りの雰囲気に巻き込む祭の盛り上がりが目に浮かぶ。『俳壇』2025年8月号。
「草石蚕」は中国原産のシソ科カッコウソウ属の多年草。日本へは江戸時代に移入。6、7月頃花穂を伸ばし淡紅色の花を穂状に咲かせる。晩秋にできる塊茎は梅酢に漬けて正月用の料理に利用される。長寿を招く縁起の良い植物とされている。なお、ヨーロッパ原産のカッコウチョロギ(下の写真)は草地などに自生し、鎮静薬、ハーブなどとして用いらる。
