「冬」は春夏秋冬のひとつ。二十四節気の立冬(11月8日頃)から立春前日(2月3日頃)までの期間。陽暦ではおおむね12月、1月、2月の3カ月。気温が下がり、日本の多くの地域で氷が張ったり雪が降ったりする。
掲句は「冬」の到来を詠んだ作品。私の住む町からやや隔たった西の方角に秩父山系の山並みが南北に走る。山並みは秩父山系から奥多摩、丹沢山系へと連なり、その時々の風の強弱や気温などによって表情を変える。その日は、近くの商業施設の屋上に立って、くっきりとした藍色の稜線を目で辿った。風が強い日は、山々が近々と眺められるのが魅力。冬の到来を感じた瞬間だった。令和7年作。