バラ科の落葉小高木。別名「桷(ずみ)」。高原、湿原などに自生する。初夏に、梨の花に似た白い花をつけた後、秋に実が黄熟する。小さな実はリンゴのような香りがするが、酸味・渋みがあり生食には適さない。単に「小梨」といえば秋の季語。歳時記には「山梨」の傍題として掲載されていることが多い。

バラ科の落葉小高木。別名「桷(ずみ)」。高原、湿原などに自生する。初夏に、梨の花に似た白い花をつけた後、秋に実が黄熟する。小さな実はリンゴのような香りがするが、酸味・渋みがあり生食には適さない。単に「小梨」といえば秋の季語。歳時記には「山梨」の傍題として掲載されていることが多い。

秋も終わりに近づく頃、肌に触れる物や空気をひんやりと感じること。「冷やか(ひややか)」の傍題だが、「冷やか」が皮膚感覚だけでなく、人の態度や物言いについての形容にも用いられるのに対し、「秋冷」は空気が冷えてきたことを全身で感じ、秋の深まりを意識するニュアンスがある。

ネコ目クマ科の哺乳類。日本に生息するのはニホンツキノワグマとエゾヒグマで、大陸に生息するツキノワグマとヒグマの亜種とされている。ニホンツキノワグマは東北から中国地方までの山地の落葉広葉樹林に、また、エゾヒグマは北海道の山地から高山までの原野に生息する。食性としては、植物の新芽や木の実・果実のほか、動物の死骸なども食べることがある。樹上の果実などを食べるときには木に登り、食べ終わった枝を尻に敷く性質があり、樹の上に枯れ枝が密になった部分が残る(クマ棚)。冬は大木の樹洞や岩穴などで越冬するが、メスはこの時期に出産・育児を行う。「熊穴に入る」は初冬の季語。近年は、生息域が広がった熊に人が襲われるケースが多発しており、人と熊との共生が課題になっている。

日本画、洋画、彫刻などの展覧会のこと。美術展は一年を通じて開かれるが、「二科展」「日展」などの展覧会は秋に開催 されることが多い。また、「美術の秋」というように、秋は美術鑑賞に適した季節でもある。銀杏が色づく頃の東京の上野は、美術展を訪れる人々でにぎわう。「美術展」「二科展」、「院展」、「日展」などは、「美術展覧会」の傍題。
