「夜霧」は夜間に発生する霧のことで、「霧」(秋季)の傍題。空気中の水蒸気が冷やされることで小さな水滴となり、空中に浮かぶことによって起こる。晴れて風の弱い夜の放射冷却によって、地面付近の空気が冷やされることで発生する(放射霧)ほか、海や川、湖などの温かい水面から蒸発した水蒸気が、冷たい空気に触れて冷やされることで発生することもある。

「夜霧」は夜間に発生する霧のことで、「霧」(秋季)の傍題。空気中の水蒸気が冷やされることで小さな水滴となり、空中に浮かぶことによって起こる。晴れて風の弱い夜の放射冷却によって、地面付近の空気が冷やされることで発生する(放射霧)ほか、海や川、湖などの温かい水面から蒸発した水蒸気が、冷たい空気に触れて冷やされることで発生することもある。

ブッポウソウ目カワセミ科の鳥類。全国の渓流、湖沼などの水辺に生息する。全長は17センチほど。体色は背面が翡翠(ひすい)色で、腹部はオレンジ色。水面に突き出た枝や石に止まったり、空中でホバリングをして魚を待構え、魚が水面近くまで上がってくるとダイビングをして嘴(くちばし)で捕らえる。四季を通じてみられるが、水辺にいる涼し気な様子から、夏の季語とされる。

冬近くなって鳴いている虫のこと。盛りの時期には「虫時雨(むししぐれ)」と言われるほど盛んに鳴いていたコオロギなども、晩秋になると鳴き声が日に日に弱々しくなり、数も少なくなっていく。

過ぎ去ろうとする秋のこと。「行く春」と同様、移ろい行く季節を、旅人になぞらえて「行く」と形容しているのだが、「行く春」と違って寂寥感が色濃く表れており、秋を惜しむ気持ちが表出されている。美しく過ごしやすい季節を惜しむ思いがある。

晩秋の頃周りの木々が紅葉したり、落葉したりしている中で、変わることなく美しい緑を保っている松のこと。秋色になり、枯色になっていく四囲の景色の中で、色を変えないでいる常緑樹の松を讃える意味合いがある。
