バカガイ科の二枚貝。全国に広く分布し、関東近辺では、アサリやハマグリなどと並んで食用として馴染み深い。形は蛤(はまぐり)に似た丸みのある三角形。蛤が固く殻を閉じているのに対し、口を少し開けてオレンジ色の足をだらしなく出していることからこの名があるという。寿司の種になる剥き身は「青柳(あおやぎ)」、貝柱は「小柱」の名で知られる。

アカメガシワ又はキササゲの古名。『万葉集』以降の古歌に詠まれた「ひさぎ」が上記のどちらの植物を指すのかは、現代に至るまで説が分かれている。アカメガシワは、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。新芽・新葉が赤くなることからこの名がある。日本各地の山地に自 生する。夏、枝先に円錐花序を延ばし、そこに小さな白色の花を咲かせた後、秋にやわらかいとげで覆われた実が生る。また、キササゲは、中国原産のマメ科の落葉樹で、薬用及び鑑賞目的で庭先や公園に植栽される。花冠は黄白色であり、開花後はマメ科特有の細長い豆果を複数形成する。俳句では、初秋に葉が散るものとして秋の季語に分類される。
下の写真は10月下旬に撮ったキササゲ。

刈り取った稲の穂から、籾(もみ)を扱き取ること 。「脱穀(だっこく)」ともいう。通常は刈り取って稲架(はさ)などで一定期間乾燥させた後、稲の穂から籾を扱き取る。かつては手作業だったが、足踏み稲扱機、電動式脱穀機へと移り、最近は刈りながら脱穀もする稲刈機(コンバイン)が普及している。

秋の夕暮れの太陽とその日差しのこと。「秋入日」とも表記する。秋分を過ぎると、太陽が沈むのが日に日に早くなり、日没から暗くなるまでの時間も短くなる。このため、「秋の日のつるべ落とし」という表現があるように、日がすとんと暮れる感覚がある。「秋の日」の傍題。

フクロウ科の鳥。体長約50センチメートルと日本のフクロウ類の中では大型の猛禽。全国の丘陵地や山地の山林に生息し、大木の樹洞などで営巣する。夜間に活動し、野鼠などの小動物や昆虫などを捕食する。ミミズクと同じ仲間だが、頭部に耳羽をもつものがミミズク、ないものがフクロウ。北海道に生息するシマフクロウはさらに体長が大きい。
