翌年の栽培のために種子を採取する目的で、晩秋まで収穫せずに畑に残しておかれた茄子(なす)の実のこと。肥大し、紫褐色に熟れ、その肌には罅や傷がついている。単に「茄子」といえば夏の季語。

翌年の栽培のために種子を採取する目的で、晩秋まで収穫せずに畑に残しておかれた茄子(なす)の実のこと。肥大し、紫褐色に熟れ、その肌には罅や傷がついている。単に「茄子」といえば夏の季語。

秋に着る袷(あわせ)。秋の涼しさや肌寒さを感じる時期に着用される。夏に着る単衣(ひとえ)とは異なり、表布に裏地をつけて仕立てるほか、色合いや生地も秋らしいものになる。

晩秋の頃、露が霜に変わろうとする頃の寒さをいう。10月下旬から11月になると、露の降りる日の中に霜の降りる日も混じるようになる。この時期の露の冷え冷えとしたきらめきは、冬が近づく気配を感じさせるものである。

メキシコ原産のトウダイグサ科の常緑低木。「猩々木(しょうじょうぼく)」「クリスマスフラワー」とも呼ばれる。観葉植物として観賞用に栽培されることが多く、クリスマスが近くなると鉢物が花屋に出回る。初冬の頃に茎の上部の苞葉が赤やピンク、乳白色に変色する。黄緑色の小さな花が苞葉の中心に咲くが、目立たない。

「霧」は、水蒸気が地表や水面の近くで放射冷却などにより冷やされて凝結し、微小な水滴となって大気中に浮遊し、煙のように見える現象。古くは春と秋で区別なく「霞」とも「霧」とも呼ばれていたが、平安時代以降、春のものを「霞」、秋のものを「霧」と呼び分けるようになった。「夕霧」は、「霧」の中でも特に夕方に発生するものを指す。「霧」の傍題。
