雪がまだらに積もった山のこと。春の雪は融けやすいので、降った後、山には点々と雪が融け残る。山肌に残った雪が日に日に消えてゆく様は、春の深まりを感じさせる。

雪がまだらに積もった山のこと。春の雪は融けやすいので、降った後、山には点々と雪が融け残る。山肌に残った雪が日に日に消えてゆく様は、春の深まりを感じさせる。

柄杓の形をした北斗七星は、大熊座の胴体から尾の部分に当たり、日本(北半球)では宵に見える位置が春に最も高くなるので、「春北斗」として春の季語となっている。春の星座の中で、最も見つけやすい星群である。なお、北斗七星の柄杓の先端の2つの星を結んだ線を柄杓の開いた方向へ5倍伸ばしたところにある明るい星が北極星。寒さが緩んで芽吹き始めた木々の間から、この星群を仰ぐとき、春の到来を実感する。

リンドウ科リンドウ属の多年草。日当たりのよい山地に生え、茎の先端に青紫色の漏斗状鐘形の花をつける。曇るとすぐ花を閉じてしまう。単に「竜胆」といえば、秋の季語。
下の写真は、4月下旬に長野県内で撮影したもの。晴れわたった日、笹を刈った後の陽だまりに咲き始めていた。

マメ科の多年草でヨーロッパ原産。江戸時代に渡来し、野生化した。「しろつめくさ」は俗称。通常は三つ葉だが、稀に四つ葉のものがあると幸運をもたらすものとして珍重される。晩春に、白い鞠状の花を咲かせる。春たけなわの伸びやかな地の起伏や空間を感じさせる季語だ。

ケシ科の一年草。観賞用に栽培されるが、近ごろは野生化し、路傍や中央分離帯など、どこにでも見られる。ヨーロッパ原産だが、江戸時代に渡来した。蕾は最初は下向きで、咲くときに顔を上げ、5月頃、紅、桃色、白色などの四弁花を咲かせる。園芸種には八重咲もある。「虞美人草」とも呼ばれる。
下の写真は、雛罌粟と罌粟坊主が入り交じって風に揺れているところ。
