「緑雨」は「夏の雨」の傍題。夏に降る雨一般を総称して「夏の雨」というが、やや漠とした印象を与えることは否めない。その点、「緑雨」と表現することで、雨の特徴や個性がよりはっきりするように思う。雨に濡れて目に一層鮮やかな草木の緑も見えてくる。

「緑雨」は「夏の雨」の傍題。夏に降る雨一般を総称して「夏の雨」というが、やや漠とした印象を与えることは否めない。その点、「緑雨」と表現することで、雨の特徴や個性がよりはっきりするように思う。雨に濡れて目に一層鮮やかな草木の緑も見えてくる。

桜は花の後、青い実を結ぶ。5~6月にかけて、その実が赤く、そして黒紫色に熟れる。桜桃(サクランボ)と違い、酸味や苦みが強くて生食には不向きだ。青→赤→黒紫という実の色の変化が、季節の推移を感じさせる。

本州、四国、九州に分布し、山地や深山に生える野生の多年草。ボタン科ボタン属に分類され、和名の由来は、山に自生しており、中国から渡来した芍薬に葉の形や蕾が似ているところからきている。春に発芽し、初夏に、白い5弁の花を茎の先に1輪咲かせる。2~3日で散る短命花。一般的な歳時記には掲載されていない。

陸に棲む巻貝のうち、殻を持ち蓋を持たないものの通称で、「ででむし」「まいまい」などとも呼ばれる。殻のないものは「なめくじ」、殻に蓋をもつものは「田螺」などと呼ばれ、「蝸牛」とは区別される。
「蝸牛」はその愛嬌ある姿から童謡にも唄われ、人間の身近にいる生き物の一つだが、近年は目にする機会が減っている。それでも、雨が続いた日の生垣の葉の上などにその姿を見掛けることがある。

夏暁(なつあけ)は、夏の夜から朝に移り行く時刻を指す。まだ十分に明るくならないうちから、鳥たちが目覚めて鳴き始める。空には消え残る星が二、三。夜の冷え冷えとした空気がゆっくりとほぐれ始める。東の空は、太陽が昇る前の紅に微かに染まる。
