南天は中国原産のメギ科の常緑低木。花期は6、7月で、六弁の白い小花が円錐状に咲く。花期が梅雨時に当たるので、雨つぶを纏って目立たない花を咲かせている印象がある。晩秋から初冬にかけて赤い実をつける。和風庭園の定番で、赤い実や紅葉を観賞するため、古くから庭木や正月の床飾りなどに多用された。

南天は中国原産のメギ科の常緑低木。花期は6、7月で、六弁の白い小花が円錐状に咲く。花期が梅雨時に当たるので、雨つぶを纏って目立たない花を咲かせている印象がある。晩秋から初冬にかけて赤い実をつける。和風庭園の定番で、赤い実や紅葉を観賞するため、古くから庭木や正月の床飾りなどに多用された。

北アメリカ原産のモクレン科の常緑高木で、高さ20メートルに達することもある。日本に渡来したのは明治時代初期で、新宿御苑に植えられたのが始まりとされる。6、7月頃、蓮に似た白色碗状の花が上向きに咲き、強い芳香を放つ。高木なので、遠くから目につくが、近づくと花は木叢に遮られてしまう。花の白色と、光沢のある葉の深緑色との対比は美しい。

珊瑚樹(さんごじゅ)はスイカズラ科の常緑高木。暖地の海岸近くの山野に自生し、庭木、生け垣、防風・防火樹としても利用される。6~7月、枝先に円錐花序を出し白い多数の筒状の花を泡立つように咲かせる。10月頃に熟す赤い実が珊瑚に似ているので、この名がある。

陰暦5月の梅雨で増水した河川のこと。雨が降り続くと、川は濁流となり、日頃の様相を一変する。こんもりと草が生えていた中洲や岸辺も水没する。普段は水に親しむ場所だった川が、人には制御しきれない存在になる。

棗(なつめ)は西アジアから欧州南部原産のクロウメモドキ科ナツメ科の落葉小高木。古く中国から日本に渡来したが、中国では李、杏、桃、栗と並んで漢方薬の五果の一つ。芽が出るのが初夏なので夏芽という。5、6月に葉の根元に淡黄色の小花をつける。目立たない花だが、そこに味わいを感じる人もいるだろう。
