気象学でいう巻積雲のことで、白雲の小片が群集・並列しているもの。その小さな雲片は規則的な配列をし、鰯が群れているように見える。前線や熱帯低気圧の接近時に現れるため、天候の悪化の前兆といわれる。この雲が現れると、鰯が大量に獲れるともいわれる。魚の鱗にも似ていることから、鱗雲ともいう。

気象学でいう巻積雲のことで、白雲の小片が群集・並列しているもの。その小さな雲片は規則的な配列をし、鰯が群れているように見える。前線や熱帯低気圧の接近時に現れるため、天候の悪化の前兆といわれる。この雲が現れると、鰯が大量に獲れるともいわれる。魚の鱗にも似ていることから、鱗雲ともいう。

八千草は秋草の傍題。秋になると野山には、花や実のついたものや穂草の類などさまざまな草がはびこるが、それらを全て含めて八千草という。目にする草々の多くは名も知らない草花であり、八千草といっても特定の草をさすものではない。秋の七草からいわゆる雑草まで広範囲に及ぶ。

秋は大気が澄みわたる季節であり、水も、水底の石の一つ一つがはっきり見えるほど澄んでくる。川や湖沼をはじめ、水溜まりや汲み置きの水など、身辺で目に触れる水が悉く澄んでくる。暑さを嘆いている間も、季節はゆっくりと推移していく。自然の大きな摂理を感じさせる季語だ。

メキシコ原産のキク科の一年草。日本へは江戸時代末期に渡来。庭や公園などのほか、路傍、川原、休耕田などに群れて咲く。秋に、細い茎の先に白、淡紅、深紅などの頭花をつける。花序は、ヒマワリと同様、中央に筒状花、縁に大きな舌状花が並ぶ。本来一重咲きだが、丸まったものや、八重咲きなどの品種もある。別名の秋桜は、主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ていることによる。

山野に咲く野路菊、野紺菊、嫁菜などのキクの花のこと。栽培菊に対して、日本在来の秋の野を彩る野生のキクを総称していう。日当たりのいい草原や林縁、海岸べり等に自生する。色もさまざまで、野路菊は白、油菊は黄、野紺菊は淡い紫など。
