「芍薬(しゃくやく)の芽」は「草の芽」の傍題。芍薬はボタン科ボタン属の多年草。春に地上から芽を伸ばし、初夏の頃、茎先に大型の華やかな花を咲かせる。ボタンに似ているが、ボタンは木本で冬も枝が残るのに対し、シャクヤクは草本で冬は地上部が枯れ、地中の根や芽で冬越しする。

「芍薬(しゃくやく)の芽」は「草の芽」の傍題。芍薬はボタン科ボタン属の多年草。春に地上から芽を伸ばし、初夏の頃、茎先に大型の華やかな花を咲かせる。ボタンに似ているが、ボタンは木本で冬も枝が残るのに対し、シャクヤクは草本で冬は地上部が枯れ、地中の根や芽で冬越しする。

鯛はタイ科の硬骨魚の総称で、イシダイやキンメダイなど何百もの種類があるが、通常鯛といえば真鯛のことをさす。真鯛は姿がよいことから、昔から慶事に用いられてきた。「桜鯛」は、サクラのシーズンに漁獲される真鯛のこと。春の産卵時期になると特にオスは顔のピンク色がより一層鮮やかになり、いわゆる婚姻色を呈する。単に「鯛」「真鯛」といえば無季になる。


「合格」は「入学試験」(春季)の傍題。高校、大学のほか、私立の小中学校、幼稚園でも行われる。受験前の本人、家族の不安や緊張、合格を決めたときの喜びは、受験シーズン独特のものだ。
掲句は、合格を決めて受験を無事に乗り越えた人の内面が浮かび上がってくる作品。「踏み」のリフレインで、改めて、日常生活の中での「踏む」という行為のもつ積極的な意味合いが印象付けられる。それは作者に生きる力を与えてくれるものであり、自己肯定の源泉にもなる動作だ。融け残る雪を踏み、土を踏んで行く先に、明るい未来が開けてくるのだ。『文藝春秋』2024年5月号。
アブラナ科の一年草。江戸時代に中国から日本に渡来し、繁殖力が強いため全国で野生化している。仲春の頃、大根の花に似た薄紫の四弁花をつける。三国時代に諸葛孔明が兵士の食料として栽培を奨励したことからこの名がついたという。別名花大根。
