きささげは、中国原産のノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木。古くに日本に渡来し、川べりや林縁などの湿った場所に自生するほか、庭園などに植えられる。実がササゲに似ることからこの名がある。初夏の頃、枝の先から円錐花序を出して、漏斗状で淡い黄色の内側に紫色の斑点がある花を咲かせる。なお、歳時記には掲載されていない。

キャベツ(甘藍)はアブラナ科に属する野菜で、四季を通じて店頭に並ぶが、その中でも特に秋に種を蒔き春から初夏にかけて収穫するものを春キャベツという。葉の巻きがふわっとしていて柔らかい。単に「甘藍」、「キャベツ」といえば夏の季語。

キョウチクトウ科の多年草。川岸や湿った草地などに自生するほか、切り花用などとして栽培される。初夏の頃、茎の先端に「丁」の字に似た淡い青紫の花をつける。

ツツジ科の常緑低木。関東以西の太平洋側から九州にかけての渓流の岩間などに自生するほか、多くの園芸品種があり、庭園などに植えられる。ツツジの一種だが、一般的なツツジよりやや遅れて、5、6月頃に漏斗状の鮮やかな紅紫色の花を咲かせる。ホトトギスの鳴く頃に咲くので「杜鵑花」の名がある

モクレン科の常緑高木。日本原産のオガタマノキ、中国原産のカラタネオガタマなどがある。日本南西部の暖地に自生するほか、神社の境内などに植えられ、神事に用いられたりする。晩春の頃、葉腋に芯の方が紫色を帯びた、コブシに似た黄白色の小花を咲かせる。芳香がある。
