タマムシ科の甲虫。全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦縞が入る。幼虫は樹木の幹の中に棲み、7月頃に成虫となって現れる。あでやかな美しさから吉兆とされ、吉丁虫(きっちょうむし)との別名もある。法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているのは、この虫の翅鞘。

タマムシ科の甲虫。全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦縞が入る。幼虫は樹木の幹の中に棲み、7月頃に成虫となって現れる。あでやかな美しさから吉兆とされ、吉丁虫(きっちょうむし)との別名もある。法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているのは、この虫の翅鞘。

夕顔はウリ科の蔓性一年草。インドなどから伝来し、日本でも古くから栽培されてきた。夏の夕方に楚々とした白い花を咲かせ、初秋の頃、丸形又は長大の果実が生る。若い果実は煮物や漬物にするが、熟したものは干瓢の原料になる。

フグ目カワハギ科の磯魚で、浅い砂地や岩礁に棲息する。鞣し皮のように厚い皮を剝いで食べるところからこの名がある。地域により、「ハゲ」「バクチ」などの呼び名がある。産卵期は夏。関東近辺では煮つけ用の魚、西日本では鍋材料であったが、近年、生食(刺身)が普及しているという。

マメ科フジ属の蔓性落葉木。山野に自生し、低山地や平地の林縁、谷あいの崖地などに普通に見られるほか、藤棚を作るなどして古くから栽培されてきており、多くの園芸品種がある。晩春の頃、房をなして紫色の蝶形の花を咲かせる。蔓が左巻きで花穂が短い「ヤマフジ」と蔓が右巻きで花穂が長い「ノダフジ」の2系統がある。

スイカズラ科ニワトコ属の多年草。別名、クサニワトコ(草接骨木)。本州以南に分布し、山野の林縁、道端などに自生する。晩夏の頃、草丈1メートル以上になる茎の先端に大型の散房状の白い小花を咲かせる。葉には、さまざまな薬効があるといわれる。歳時記には掲載されていない。
