多くの種類が生息する蜻蛉(とんぼ)の中でも、日本最大の蜻蛉。全国の平地の湿地や山間部の渓流などで見られる。夏から秋にかけて成虫が出現し、成虫としての寿命は1~2か月。食性は肉食性で、ガ、ハエ、アブ、ハチなどを空中で捕食する。俳句では「蜻蛉」の傍題。

第二次世界大戦末期の昭和20年8月6日広島市に、同月9日長崎市に原子爆弾が投下された。この両日には、数十万人ともいわれる被爆の犠牲者の御霊を鎮め、過ちを二度と繰り返さないため、この二都市を中心に慰霊行事が執り行われる。8月6日を「広島忌」、9日を「長崎忌」ともいう。

茶の木は中国原産のツバキ科の常緑低木。丘陵地などで栽培されるほか、畑から逸出して野生化しているものもある。花期は秋から初冬で、俳句では「茶の花」は冬季に分類されている。一方、晩夏から秋にかけて、前年の花が実を結び、弾けて種をこぼす。茶の木と近縁の椿の場合、「椿の実」が秋季に分類されているが、「茶の実」は地味で目立たないためか歳時記に載っていない。散歩の途中、茶垣などに見かけると、秋の到来を実感する。

芭蕉の若葉は、最初は巻かれた状態にあるが、この葉がほぐれて長さ2メートルにもなる広葉となる。単に「芭蕉」といえば秋季だが、特に若葉が伸びほぐれる頃の芭蕉を「青芭蕉」「玉解く芭蕉」(夏季)、などという。

シデムシ科に属する昆虫。ミミズなどの動物の死体や糞を餌とする。名前の由来は、死体があると出てくるため「死出虫」と名づけられたことによる。また、死体を土に埋め込む習性をもつものもいるため、漢字では「埋葬虫」と表記することもある。
