マメ科ササゲ属の蔓性一年草。本州以南の日当たりのよい野原などに自生する。初秋の頃、葉の腋から長い柄をのばし、その先に黄色い花を咲かせる。花の後、細長い形の果実をつけ、成熟すると音を立てて弾ける。本種を品種改良したものがアズキとも、アズキが野生化したものが本種とも言われる。アズキと同様に、豆が食用になる。

マメ科ササゲ属の蔓性一年草。本州以南の日当たりのよい野原などに自生する。初秋の頃、葉の腋から長い柄をのばし、その先に黄色い花を咲かせる。花の後、細長い形の果実をつけ、成熟すると音を立てて弾ける。本種を品種改良したものがアズキとも、アズキが野生化したものが本種とも言われる。アズキと同様に、豆が食用になる。

山野に自生するバラ科の落葉低木である野茨(のいばら)の実のこと。初夏に白く芳香のある花を咲かせた後実を結ぶ。小ぶりで球形の実は、秋が深まるにつれて深紅色に熟れ、冬になり葉が落ちても残っている。

秋に木の芽や草の芽が出ること。また、その芽そのものをいう。枝に葉をとどめている間は目立たないが、ときにはそのまま越冬する。単に「芽」「ものの芽」といえば春の季語。

秋も半ばを過ぎていよいよ深まった感じをいう。季節としては晩秋、梢の紅葉・黄葉は彩を極め、大気は冷やかに澄みわたる。目の前に迫る冬を前にして、もの淋しさが漂う。多分に心理的な言葉でもある。

「種茄子(たねなす、たねなすび)」は、種を採るために捥がずに残す茄子のこと。晩秋の頃、傷つき色褪せて、畑の隅に垂れている。
掲句は、天気が安定して晴天が続く晩秋の頃の茄子畑を詠んだ一句。秋の長雨の季節については「秋湿り」という季語があるが、それとは対照的に、その頃は空も大地も気持ちよく乾き、爽やかな日が続く。捥ぎ残った「種茄子」が物思いに沈んだように濃紺の色を一層深めていた。「天地(あめつち)」という言葉を用いて、対象を大きく捉えようとした。平成28年作。