「田平子(たびらこ)」はキク科の越年草。「仏の座」の名で春の七草の一つになっており、田や畦などに自生する。葉が田圃などの地面に放射状に平らに広がるところからこの名がある。春、茎先に黄色の頭花を疎らに咲かせる。若い葉は食用になる。なお、「田平子」は「仏の座」の傍題として新年の季語になっているが、「田平子の花」は歳時記には載っていない。

「田平子(たびらこ)」はキク科の越年草。「仏の座」の名で春の七草の一つになっており、田や畦などに自生する。葉が田圃などの地面に放射状に平らに広がるところからこの名がある。春、茎先に黄色の頭花を疎らに咲かせる。若い葉は食用になる。なお、「田平子」は「仏の座」の傍題として新年の季語になっているが、「田平子の花」は歳時記には載っていない。

「菖蒲(しょうぶ)」はショウブ科の多年草。池のそばに群生する。菖蒲園・菖蒲田・菖蒲池などでは、水の浅いところに長短の菖蒲の芽が並ぶ。その繊細な瑞々しさには、春を迎えた喜びがある。「草の芽」の傍題。

北アメリカ原産のムラサキ科の一年草で、和名は瑠璃唐草(るりからくさ)。開花期は4~5月。花色は青色の他に白色、紫色、青紫色などがある。ゴマノハグサ科の越年草であるオオイヌノフグリ(春季)の別名も「瑠璃唐草」であり、混同しやすいので注意が必要だ。なお、歳時記には載っていない。

うららかに晴れた春の日に吹くそよ風を感覚的にとらえた言葉。春になって日差しが強くなると、吹く風もまばゆく感じられる。風にゆらぐ風景も、まばゆいような明るさを纏う。春の到来のよろこびや希望が、吹く風に託されている。明治以降作例の多い季語の一つ。
